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By デジタルサイネージディレクター:t.takita Posted

デジタルサイネージに表示するのに必要なコンテンツ解像度とその種類

デジタルサイネージに必要なコンテンツ解像度と種類イメージ画像

デジタルサイネージにて表示するコンテンツは、サイネージディスプレイ・モニターに合った解像度で用意する必要があります。そこで今回は、デジタルサイネージに表示する際に必要なコンテンツ解像度や種類についてご紹介したいと思います。

 

 

サイネージディスプレイ・モニターのスペックの解像度に合わせたコンテンツを用意する

まずは使用するサイネージディスプレイ・モニターのスペックを確認してみましょう。

確認すべき項目は2つ、アスペクト比(横:縦比)と解像度(画素数)があります。

アスペクト比とは、映像の縦横比のことを指しています。
基本的には、
「4:3」(スタンダード)
「16:9」(ワイド)
の2種類ありますが、現在ではほとんどの場合「16:9」が主流となります。

次に解像度ですが、サイネージディスプレイ・モニターは、ドットや画素(ピクセル)と言われる小さな点が横縦に並び、それぞれを発光させることで画面を表示させています。
ですからドットや画素(ピクセル)が画面上にどれくらい並んでいるかを表したものが解像度になります。
上記を確認した上で、表示するコンテンツ(静止画・動画)を用意すれば、問題なくディスプレイに表示することができます。

代表的なコンテンツ解像度

それでは代表的な2つの解像度を見てみましょう。

FHDサイズ(フルハイビジョン)

フルハイビジョンの解像度イメージ

FHDサイズとは、1920×1080px(207万3,600画素)の画面解像度の事を言います。TVCMなどもこの解像度で制作されています。最近の32インチ以上のサイネージディスプレイであればほとんどの機種がこの解像度で表示することができます。

4Kサイズ

4K解像度のイメージ画像

4Kサイズとは、FHDサイズの1920×1080px(207万3,600画素)に対し、3840×2160px(829万4,400画素)とFHDサイズの4倍もの解像度があり、大型のサイネージディスプレイ・モニターで表示しても美しく臨場感のある美麗な映像を表示することができます。

その他の解像度(電子POPや8Kなど)

続いて、その他の解像度について見ていきましょう。

電子POP

電子POPの解像度イメージ

量販店などの商品棚などでよく使われている電子POPサイネージですが、小さいサイズの電子POPは各機種によってアスペクト比や解像度(画素数)が違うものが多いため、表示したいコンテンツを組み込んだ際に再生されないトラブルなどもあるので注意が必要です。

8Kサイズ

8K解像度のイメージ画像

フルハイビジョンと比べると7680×4320px(3317万7,600画素)の16倍もの解像度があり、4Kを超える高精細映像を配信できます。ただ8Kに対応しているサイネージディスプレイが現状あまりありません。

縦型設置の場合のコンテンツ解像度

デジタルサイネージでは、ディスプレイを縦型に設置する場合もあります。
その場合に必要なコンテンツ解像度を見てみましょう。

縦型設置の際のコンテンツ解像度

上の画像のように、縦横のサイズが逆になる感じです。そのため用意するコンテンツは、
FHDであれば1080×1920、4Kであれば2160×3840サイズで製作し、
実際には設置ディスプレイの回転に合わせて、
右側を天にするか左側を天にするかで変わりますが、
縦型で製作したものを、右か左に回転し1920×1080もしくは3840×2160サイズにしたものが必要となります。

まとめ

今回はデジタルサイネージに表示する際に必要な、コンテンツ解像度や種類についてご紹介してきました。

設置するサイネージディスプレイ・モニターによって用意するべきコンテンツは変わってきますが、基本的にはFHD(フルハイビジョン)サイズで表示することが可能なディスプレイ・モニターがほとんどです。
ただ機種によってはそれよりも小さなサイズしか対応していない場合などもあるため、必ず対応解像度やアスペクト比を確認した上でコンテンツを用意することをおすすめします。

また縦型設置の場合、用意すべきコンテンツが機種により異なりますので、縦型設置の向きは事前に確認しておきましょう。

縦型・横型設置それぞれの特徴などは下記記事をご参考下さい。

デジタルサイネージの縦型と横型それぞれの特徴とおすすめ用途

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コンテンツ制作テンプレート4k-縦横

コンテンツ制作テンプレートフルHD-縦横

この記事を書いた人
デジタルサイネージディレクター:t.takita
映像制作のエキスパートでありながら、配信システムの提案からサイネージ機器の選定まで、サイネージディレクターとしても活動している。 サイネージ業界で培った経験をもとに魅せるコンテンツの提案からロケーションに合わせたサイネージの提案までを実績ベースにてゴールに導きます。

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