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By デジタルサイネージディレクター:t.takita Posted

デジタルサイネージの初期費用を安く抑えるための方法

街中のあらゆるところで活用されているデジタルサイネージ、皆様も一度は目にしていらっしゃると思います。
実際に導入を検討し、調べてみると意外と費用がかかりそうで躊躇しているなんて方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、なるべく安い費用でデジタルサイネージを始めてみたいという方のために、デジタルサイネージを導入費用を安く抑える方法をご紹介していきたいと思います。

まずはデジタルサイネージを導入する際に必要な費用を先に見ていきましょう。

 

 

デジタルサイネージ導入時に必要となるハードウェア・クラウドサービス費用

デジタルサイネージを導入するにあたって必要となるハードウェア・クラウドサービス費用や価格をご紹介します。

サイネージディスプレイ・モニター

サイネージディスプレイ・モニターは目的や設置ロケーションにより、選択するサイズや種類などが違ってきます。

主流となるサイズも以前では32型が多かったのですが、現在では43型が主流となっています。43型の場合、屋内用では10〜20万円程度の製品が主流です。屋外用では、防塵・防水といった機能が必要になるため価格は高額になります。だいたい20〜40万円程度となります。

サイネージディスプレイ・モニタースタンド

また、デジタルサイネージのディスプレイ・モニター設置方法としてはスタンド型、壁掛け型、吊り下げ型などの設置方法があります。スタンド・壁掛け金具・吊り下げ金具であれば数千円〜数万円程度と幅広く入手可能です。

ただ壁掛け型や吊り下げ型など、場合によっては配線・設置工事が必要になる場合もあります。施工費用は設置するロケーションによって変わってくるので、事前に設置業者に見積もりを取ることをおすすめします。

再生プレイヤー

デジタルサイネージにおいて制作したコンテンツを配信するには、ディスプレイ・モニターにコンテンツを再生するための機器を接続する必要があります。

STB(セットトップボックス)

STBとはディスプレイ・モニターに接続しコンテンツを配信するための機器です。起動時間も短く、配信用ソフトが不要なため扱いやすいのが特徴となります。価格的には2~10万円程度で導入でき、サイネージ専用ディスプレイ・モニターではなく、テレビ用ディスプレイでもコンテンツの配信・管理が可能となります。

USBメモリ

制作した静止画・動画コンテンツのデータをUSBメモリに保存し、ディスプレイ・モニターに差し込むことで配信します。デメリットとして配信コンテンツの更新時には設置場所まで行きUSBメモリの抜き差し作業が必要となります。USBメモリは1,000~3,000円程度という低価格で買うことができるので費用を抑えて導入できるのが最大のメリットとなります。

スティックPC

3,000〜2万円程度で購入できる再生機器で、制作したコンテンツをクラウドサービスを通じて遠隔で配信することができます。利用には月額1,500~1万円程度の月額料金が発生します。

クラウド型CMSサイネージ

スティックPCと同じく、クラウドサービスを通じて制作したコンテンツの配信が可能で、利用には同じく月額1,500~1万円程度の月額料金が発生します。

スティックPCとの違いは、複雑なスケジュール配信設定ができるので、効率的なコンテンツの配信が可能になります。遠隔での運用が可能になるほか、複数拠点・複数端末のデジタルサイネージを一括で管理することができるので、大規模なデジタルサイネージ導入におすすめです。

デジタルサイネージ導入時に必要となる配信コンテンツ制作費用

続いて、デジタルサイネージを導入するにあたって必要となる配信コンテンツ費用や価格につてご紹介します。

配信コンテンツ

デジタルサイネージで配信するコンテンツは、大きく分けると静止画と動画の2種類です。
画像・動画編集ソフトなどが使用できるのであれば自作することも可能ですし、一般的なofficeソフトのPowerPointなどでも制作することができます。

ただ、人の目に留まるようなコンテンツを制作するにはデザインや編集のセンスや専門的な知識が必要になるため、可能であれば専門会社に依頼することをおすすめします。

静止画コンテンツ制作を委託する場合、制作会社によっても変わってきますが、制作費用の相場は5千〜1万円程度。複数の静止画をスライドショーとして利用する場合は5万円程度。簡単な動画制作であれば5~10万円程度で依頼可能です。また本格的な動画制作となりますと、10〜30万円程度になります。

 

低価格でのデジタルサイネージを導入するための方法

それではさっそく、低価格でデジタルサイネージを導入するための方法をご紹介したいと思います。

ハードウェア(サイネージディスプレイ・モニター)を低価格で導入する方法

屋内に設置する

デジタルサイネージは屋外に設置すれば多くの人の目に留まりますし、広告効果はとても大きくなります。

ですが、屋外用のディスプレイ導入となりますと、上で述べた通り、防塵・防水加工が施されたディスプレイは屋内用と比較すると価格が高くなってしまいます。

また屋内であれば、サイネージ専用ディスプレイでなくとも、使っていないテレビやパソコンのディスプレイ、をデジタルサイネージ用のディスプレイとして活用することもできます。

ですので、なるべく低価格での導入希望であれば屋内でのサイネージ運用を検討することをおすすめします。

家庭用テレビをサイネージディスプレイとして使用する

さらに、屋内での使用であればすでにお持ちの家庭用のテレビをデジタルサイネージディスプレイの代わりとして使用することができれば、初期費用を大幅に抑えることができます。新しく購入する場合でも比較的安価なためお手軽に始めることが可能です。

サイネージ専用ではありませんが、テレビに搭載されている機能や、再生プレイヤーなどを組み合わせて使用することで簡易的ではありますがデジタルサイネージとしての運用ができます。

デジタルサイネージのレンタルを利用する

デジタルサイネージ用のディスプレイをレンタルする方法もあります。短期間のお試しに導入してみたい場合などにおすすめです。

様々な種類のディスプレイ・モニターが用意されていますし、ディスプレイ・モニタースタンドもセットでレンタルできるので、初期費用を抑えデジタルサイネージを始めることが可能です。

デメリットとして、ランニングコストが発生するため、長期間レンタルすることになると総合的にコストが高くなる可能性もあるため、それらを踏まえてよく検討することをおすすめします。

配信コンテンツを低価格で制作する方法

ポスター掲示などと違い、更新が簡単にでき、更新頻度を増やせるのもデジタルサイネージのメリットです。そして定期的に配信コンテンツの更新をすることにより、常に最新の情報を提供することが可能になります。しかし、更新のたびに制作を依頼するとコストが大きくなってしまいます。

そのためデジタルサイネージで配信するコンテンツを自分で制作すれば、コストを抑えることが可能になります。ただし自分で制作するには専門的な知識や制作する時間など、コストだけではない手間が必要になりますし、配信コンテンツのクオリティや更新頻度を維持することがとても大変な作業となるため注意が必要です。

デジタルサイネージのサブスクリプションサービスを利用する

デジタルサイネージはサイネージディスプレイ・モニターとスタンドをレンタルし、配信コンテンツを用意することができれば始めることができますが、もう一つの手段としてこれら全てがパッケージ化されたサブスクリプションサービスというものがあります。

サイネージレンタルと違い、サイネージディスプレイ・モニター、スタンド、配信コンテンツ制作が全てパッケージされ毎月定額でのサービスとなるので、費用もレンタルと比べますと初期費用を抑え低価格かつ手軽に始めることが可能になります。配信コンテンツ制作はサービスにより異なり、テンプレートが用意されご自身で制作でくるものや、簡易的ではありますが毎月オリジナルコンテンツを制作してくれるものなど様々なものがあります。

まとめ

デジタルサイネージを導入するのであれば、ディスプレイ・モニターや再生プレイヤー、ソフトなどの周辺機器の初期費用が必要になります。

また、配信コンテンツを外部に依頼する場合は更新のたびに毎回制作費がかかってきます。自分で制作できれば外部に依頼するよりコスト抑えることが可能です。しかし専門的な知識や技術が必要になり更新頻度の維持も大変になるため、すべてを自主制作するのは最適な方法とはいえません。

とにかく安く、お手軽にデジタルサイネージを初めてみたいと検討している方には、
Disitのサブスクリプションサービス』をオススメします。

デジタルサイネージを始めるのに必要な物が全てセットになっている
「スタンドアローンプラン」月額22,000円(税込)

また、上記に加えて遠隔でのコンテンツ配信が可能な配信システムもセットになっている
「クラウド配信プラン」月額27,500円(税込)

さらに、毎月の配信コンテンツ制作だけを依頼することができる
「コンテンツ制作プラン」月額11,000円(税込)

 

もしご興味がありましたら、Disitまでお気軽にお問い合わせください。

 

この記事を書いた人
デジタルサイネージディレクター:t.takita
映像制作のエキスパートでありながら、配信システムの提案からサイネージ機器の選定まで、サイネージディレクターとしても活動している。 サイネージ業界で培った経験をもとに魅せるコンテンツの提案からロケーションに合わせたサイネージの提案までを実績ベースにてゴールに導きます。

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