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By 映像制作クリエイター:m.hosaka Posted

After Effectsで『グリッチエフェクト』を作ってみよう!

 

どーもこんにちわ!チームDisitです。
新型コロナウイルスの影響で一年延期を経て開催したオリンピック、
連日の日本人選手の活躍する姿が見れてとても嬉しいですね!

さてさて今回もAfter Effectsでのエントリーです。

テーマは『グリッチエフェクト』です。

ホラー映画などでよくある一瞬画面が乱れて歪んで違う映像が見えたりする
あれです。。。
ホラー苦手の人に合わせて恐怖感薄めで猫様の映像をベースに作ってみたいと思います!!

世界中のどなたか一人にでもお役に立てれば幸いです!
ではさっそく作っていきましょう。

 

恐怖感を忘れさせてくれるお猫様動画を用意します♪

 

今回はこの黒猫様のドアップ4k動画を用意しました!

えーと、順序が逆になってしまいましたが、、

新規コンポジションを作成します!

設定は下の画像のように、

今回は4Kサイズですね。

デュレーションは10秒で。

そして先ほど配置した、

黒猫様動画を選択してプリコンポーズします。

さらにさらに!

新規平面レイヤーを作成します。

こちらにフラクタルノイズをかけますので、

名前は下画像のようにしておきます。

はい、こんな感じですね。

 

ここからエフェクトをかけて参りますよ!!

エフェクト&プリセットで

「フラクタル」と検索します。

ノイズ&グレイン→フラクタルノイズがありますので、

こちらを平面レイヤーへかけます。

パラメーターは下画像のように設定すると

荒いモザイクのようになり、

展開のパラメーターにエクスプレッション設定をしているので

常にモザイクが早く蠢いている映像になります。

ここまで設定したら、

後でマップとして使用しますので、非表示にしておきます。

続いて、新規調整レイヤーを作成し、

プリコンの上に配置しましょう。

エフェクト&プリセットで

「ディスプレイス」と検索します。

ディストーション→ディスプレイスメントマップがありますので、

こちらを調整レイヤーへかけます。

そしてマップレイヤーの設定を

左側を先程の「Fractal noise」に、

右側を「エフェクトとマスク」に設定しします。

あとは「最大水平置き換え」と「最大垂直置き換え」の

パラメーターを調整してお好みの乱れを作りましょう!

ピクセルをラップするのチェックは入れておいてください、

乱れて黒くなった部分を補完してくれます♪

さらに、新規調整レイヤーを作成し、

乱れレイヤーの上に配置します。

エフェクト&プリセットで

「壊れた」と検索します。

image-Special Effects →壊れたテレビ3-受信不良がありますので、

こちらを調整レイヤーへかけます。

設定は下画像のように!

これでテレビ画面の走査線みたいなエフェクトがかかります。

次にプリコンした動画を

RGBの3色にわけます。

まずはredからいきましょう、

複製し名前を「R」としておきます。

そしてエフェクト&プリセットで

「マット、色かぶり」と検索します。

「マット設定、色かぶり補正」がありますので、

下画像のようにRレイヤーにかけます。

そして下画像のように設定します。

色かぶり補正の、「ブラックをマップ」「ホワイトをマップ」の設定は

RGBの対象色以外は0になるよう設定します!

同じ要領でGreenを作成します!

そうです、最後にBlueですね!

3色の設定が終わりましたら、

RGBのレイヤーを選択し、モードを「スクリーン」にします。

するとあら不思議、元に戻るんですね〜♪

最後にこの三つのレイヤーの位置にアニメーションをかけます!

任意の場所の始めと終わりにキーフレームを打ちます。

そして真ん中でキーフレーム打ったら、

3色それぞれ別々の位置に動かしますと

下画像のようにこれまただいぶ乱れた映像になってまいります。

怖さが増します。。。

以上で設定は終了です!

あとはお好みのタイミングでエフェクトがかかるように

各レイヤーを複製・調整しながら作ってみてください!

完成

ど、ど、どうですか?

おかしいですね、、、

お猫様は1匹の出演のはずだったのですが、

最後にもう1匹いたような、、、、。

 

これがグリッチエフェクトである!

ということではないので、

皆様お好みのもっともっと恐ろしく

恐怖感マシマシのグリッチエフェクト探して見てくださいね!

私ももっと恐怖感薄めのグリッチエフェクト探してみますw

その際はまたブログに載せたいと思います!

 

最後までご覧いただいた方ありがとうございました!

またお会いしましょう!

この記事を書いた人
映像制作クリエイター:m.hosaka
映像制作のエキスパート。 主に大手メーカーのコンテンツ制作を手がける。 エンドユーザーに響く映像コンテンツの制作、提案を得意としています。 4Kコンテンツ制作までコンテンツ制作をトータルで手掛けます。

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